|
|
|
|
◆江戸六地蔵尊3番・真言宗の真性寺で、2階の本堂と左手に地蔵尊がある。本堂前の通りは巣鴨地蔵通り商店街で一日中、人が絶えない。一時、地蔵尊は関西で化粧直しされている。 |
|
|
|
番 |
街道 |
寺院名 |
宗派 |
住 所 |
他の札所 |
1 |
東 海 道 |
海照山 品川寺 |
真言宗 |
品川区南品川3-5-1 |
江戸31,東海21 |
2 |
甲州街道 |
霞関山 太宗寺 |
浄土宗 |
新宿区新宿2-9-2 |
- |
3 |
中 山 道 |
医王山 真性寺 |
真言宗 |
豊島区巣鴨3-21-21 |
府内33,豊島33 |
4 |
奥州街道 |
洞雲山 東禅寺 |
曹洞宗 |
台東区東浅草2-12-13 |
- |
5 |
水戸街道 |
道本山 霊巌寺 |
浄土宗 |
江東区白河1-3-32 |
- |
6 |
千葉街道 |
大栄山 永代寺 |
真言宗 |
江東区富岡1-15-1 |
府内68 |
[他の札所]欄で,江戸=江戸33観音,東海=東海33観音,府内=御府内88ヶ所,豊島=豊島88ヶ所の各霊場。 |
◆江戸六地蔵は、宝栄年間 地蔵坊正元という人が旅の無事を願い発願し、14年かけて街道守護のため、江戸御府内6ヶ所の街道の入り口に、江戸庶民からの寄進を募って銅造の地蔵菩薩坐像が造立された。しかし、永代寺の地蔵は、明治元年の廃仏毀釈により現存しない。(当国六地蔵造立之意趣)-真性寺縁起より。
|
1番 品川寺 (東海道)
◆品川寺は、旧東海道散策路の宿場通りにあり、青物横丁からも近く、
「江戸33観音31番」や「東海33観音21番」の札所を兼ねる。
地蔵尊は唯一笠をかぶっていないのが特徴。
2番 太宗寺 (甲州街道)
◆江戸時代この辺は内藤新宿と呼ばれ '新宿' の語源にもなった内藤家所縁の寺院で、
南側には新宿御苑も広がる。また、閻魔大王も祀られている。
地蔵尊は、他より笠が小さく錫杖が短いのが特徴。
3番 真性寺 (奥州街道)
◆真性寺は、「御府内88ヶ所33番」や「豊島88ヶ所33番」の札所を兼ねる。
すぐ前には”とげぬき地蔵”の岩寺と地蔵通り商店街があり
いつも大勢の参拝客で賑わう。
凡そ7〜8年前、この地蔵尊は関西で化粧直しされている。
地蔵尊は、他より笠が大きく深めで、左手に持つ宝珠が大きいのが特徴。
よだれ掛けは、赤に縁取りは白で
4番 東禅寺 (奥州街道)
東禅寺は、東浅草界隈の縦横に路地が走る間に建つ。
◆境内左手には、”あんぱん”で有名な木村屋の創始者夫婦の像がある。
また、この東浅草一帯には多くの寺院が立ち並ぶ。
北に目を向ければスカイツリーも近いので大きく見え、東に進めば隅田川につく。
地蔵尊は、笠が浅目で錫杖は太いのが特徴。
5番 霊巌寺 (水戸街道)
◆すぐ近くには江戸深川資料館があり、中に下町を再現したエリアがある。
時折り、新内流しなど江戸情緒に浸れるイベントが開かれる事もある。
また表通りには清澄庭園などもある。
地蔵尊は、笠が後ろにかぶり、顔が良く見えるのが特徴。よだれ掛けは大きい。
6番 永代寺 (千葉街道)
◆永代寺は、「御府内88ヶ所68番」の札所を兼ねる。
また地蔵菩薩は、明治初期の廃仏毀釈の影響を受け、鋳物の町・川口に運ばれ溶かされた為に無いが
六地蔵尊のご朱印は頂ける。周辺には、深川不動や富岡八幡宮など見所も多く、
下町情緒が随所に残っており、観光エリアになっている。
高さ1m以上にも育つ品川寺のアカンサス。
|
|
|
|
|
|