番 |
札 所 |
参照 : 浄心寺の高麗坂東巡礼冊子、一部は「広報はんのう」誌S53〜の昔の飯能から |
1 |
智 観 寺 |
濁らじな 神の台(うてな)の水の面影を写せる 人の心よ |
2 |
宝 蔵 寺 |
花すすき 道の行く手になびくかな 露も宝の玉と 見るまで |
3 |
円 泉 寺 |
吹く風の 音静かなる 泉寺(いずみでら) 千代も絶えせぬ 村の松ヶ枝 |
4 |
普 門 寺 |
頼めただ 道踏み分けて 川崎や 普(あまね)き門(かど)の 深き誓いを |
5 |
宝 蔵 寺 |
野辺の露 たどる程なき 宝寺 います仏の 光あふれて |
6 |
常 円 寺 |
馬引沢 道踏み分けて 往きかえる 幾世の人の 身を救うらん |
7 |
長 徳 寺 |
朝露を 分けゆくはやて 長(なが)徳寺 漏らさず袖に かかる白露 |
8 |
秀 常 寺 |
青柳の 糸もてつなぐ 露の玉 たれからもらさん 法の(のり)誓いを |
9 |
浄 心 寺 |
なべて世の 願いを満てし 諸人の 心豊かに 年や経ぬらん |
10 |
観 音 寺 |
法(のり)の音 幾世絶えせず 仰ぐらん 百(もも)の願いの 人の心に |
11 |
円 照 寺 |
幾千代も 松井久しく 善道や 今も御法(みのり)の 誓い新たに (昔11番・善道寺の歌) |
12 |
西 伝 寺 |
早戸沢 幾瀬を越して ゆく人の 身には積もれる 罪も消えなん (西伝寺は13番に合祀) |
13 |
能 仁 寺 |
遠近(おちこち)の 山路を越えて 多峰主(とうのす)の 六つの巷に 塵もあらじな |
14 |
萬 福 寺 |
万代(よろずよ)の 末も永田の 障りなく 御法(みのり)の道は 永く栄えん |
15 |
広 渡 寺 |
幾千代も 結ぶ限りは 小岩井の 深さ知られぬ 谷の清水に |
16 |
長 泉 寺 |
誰も見よ 影をうつして 松が枝の そこひ知られぬ 長泉(ながいずみ)とは |
17 |
寳 泉 寺 |
何処とも 湧きて知られぬ 宝泉の 清き流れを 今日も汲み見ん |
18 |
岩 下 堂 |
世の憂きを 忘れて末を 小瀬戸山 行き来つきせぬ 遠の村々 |
19 |
西 光 寺 |
うつし見る 庵(いお)の泉の 常に澄む 御法(みのり)の月の 影さやかなり |
20 |
原市場辻堂 |
踏み分けて いつしかここに 原市場 法(のり)の教えは 末も迷わじ |
21 |
医 王 寺 |
幾年を ここに経ぬらん 石蔵や 今に御筋の 誓い尽きせじ |
22 |
唐竹 辻堂 |
朝な朝 置き沿う露の もろき身は 今日唐竹の 世を厭(いと)わなん (昔22番・長福寺は廃寺) |
23 |
日影 辻堂 |
日影なる 辻の御堂の法(のり)の庭 見てもちり添うる 花の蓮葉(はちすば) |
24 |
金 亀 館 |
変わらじな 幾世を経ても 金山の 大慈大悲の 深き誓いを (昔24番・宝勝寺は廃寺) |
25 |
金 錫 寺 |
野ヶ崎の 行き来絶えせぬ 円通の 恵みに洩るる 人はあらじな (昔25番・円通寺の歌) |
26 |
野口 辻堂 |
野分けゆく 道の行く手の 辻御堂 仰ぐ御筋の 誓い新たに |
27 |
長 念 寺 |
長月を 念(おも)う白子の 観世音 幾世尽きせぬ 法(のり)の標(しる)べに |
28 |
瀧 泉 寺 |
水上は などかはからん 瀧泉の 千々の御手(おんて)に 救う誓いは |
29 |
長 寿 寺 |
本宿(もとじゅく)の 今ぞ至らん 長寿寺 います仏に 身を委せなば |
30 |
勝 音 寺 |
峰尊(みねとう)の 法(のり)の松風 勝音の 調べ絶えせぬ ことぞうれしき |
31 |
如意輪堂 |
聞き伝う 名ぞ高岡の 仏かな 法(のり)の誓いの 多き中にも |
32 |
聖 天 院 |
法恩や 新井の水の 清ければ 後の世かけて 心すすがん (昔32番・法恩寺の歌) |
33 |
正 福 寺 |
諸人の 願う心に 影添えて 盛りに富める 道を与えん |
外1 |
赤沢 辻堂 |
− |
外2 |
霊 巌 寺 |
箕の輪とぞ 清き流れに 恵まれて 大和ほとけの ゆかりうれしき |