◆神奈川、東京地方に点在する 武相二十八不動霊場と御朱印を紹介しています。<p1/5> 札所1番〜6番
【写真上】は1番・平間寺不動堂と武相不動ご詠歌の扁額。お堂前には、太い回向柱や沢山の奉納旗が並び、心も自然と盛り上がる。【写真右】は、酉年大開帳の記念門が立ち巡拝者を迎える。左は、勇壮な大山門と門前には久寿餅や だるまなどの土産店が並ぶ。不動堂は大山門を潜った左手の奥に建つが大山門左手の不動門を潜れば不動堂は正面となる。平間寺は2017年開創890年を迎えた。


































【写真上】は札所2番・大明王院と「身代山」の扁額。寺は奥側にかなり長い建物で、中は授与品売り場を手前とし内陣がバリアフリー化されている。本堂入り口は2階部分となる。【写真左】は、本堂向側の高台に立つ霊場発祥の地標石碑である。この周囲は整地され広い駐車場になっているが、全体が坂の地で地面がうねっている。国道246号の身代り不動交差点からも近く、鉄道では東急田園都市線の梶ヶ谷駅からのアクセスが良い。
【写真上】は3番・龍厳寺と寺名の標札。かつては深大寺の末寺であった。奉納された旗が風向きで丁度みな裏側になっている。
【写真右】は本堂左手に建つ観音堂で、聖観音を安置し、多摩川34観音15番や準西国稲毛33観音8番札所である。左は本堂正面のガラス戸に付けられた宗紋。寺はJR南武線久地駅北口からも4〜5分と近く気さくな商店街がある。隣りは併設の保育園。北に進むと多摩川の堤に出て散策も良い。


































【写真上】は4番・明王院と「諏訪山」の扁額。本堂左手には観音堂があり、稲毛観音霊場20番を兼務。入口右手には手水場がある。正面の回向柱の所ではご開帳時、巡拝者のお休み処となっている。
【写真左】は、明王院入口で、門を潜った所にある松の枝振りがきれいである。寺は府中街道の正福寺前から脇道に入り稲毛19番・正福寺を通り小学校を回り込み、小黒恵子童謡記念館の先にある。ここも北西に数分歩くと多摩川の堤に出る。
【写真上】は5番・龍台寺毘沙門堂と「龍台寺」の扁額。本尊の不動明王は毘沙門堂内に安置。お堂には宗紋旗と五色の仏旗が下がる。石段の正面は本堂で本尊地蔵菩薩を安置。
【写真右】は、武蔵溝の口から橘への通りで、洗足学園の向かい側にある寺への上り坂と標石で、両側に御開帳の奉納旗が立ち並ぶ。本堂へは坂の先の石段を上がる。表道路沿いには稲毛観音22番・大蓮寺も近い。通りからは奥まり静寂である。
































【写真上】は6番・能満寺不動堂と寺名の提灯。右の石像は、天台宗伝教大師座像である。本堂はこの右手に建ち本尊は虚空蔵菩薩という。地名の千年から千歳不動尊と称する。不動堂前には大きな百日紅の木が枝を広げている
【写真右】は、参道で御開帳の旗がたなびき、奥の寺へと導く。大通りからは目印の旗があるので、分かりやすい。写真左は寺の標石と本堂への石段でここも沢山の奉納旗が立つ。