◆新潟県に点在する越後弘法大師二十一ヶ所霊場とご朱印を紹介しています。<p1>
【写真上】は札所1番・不動院と「石上山」の書扁額。萬代橋や昭和大橋を渡った地区にある西堀通りには、1番町から14番町にかけて20ヶ寺以上の寺院が立ち並ぶ。その中で4番、8番、9番の町内にこの札所の寺院が点在する。不動院は特徴的な建物で目立つ。境内にはサクラや松、ソテツなどもある。玄関前には新生公園があり市民の憩いの場になっている。ここから古町通りや西堀ローザの地下街も近いが、この辺は至って静かである。寺は越後88ヶ所34番を兼務。
【写真右】は、境内に咲くヒマラヤユキノシタの群生と千手観音の石仏。他にももっと大きな観音石仏もありその周囲にもユキノシタや多種の花々が咲いている。








西












【写真上】は2番の寳亀院と「春澤山」の扁額。不動院から西堀通りを北方に進むと8番町に寺への参道が見える。北西側には大きな西大畑公園が広がっている。境内にはサクラが何本も植えられており、みなきれいに咲いている。また通りからも入っているので境内は静かだ。本堂前の左側には弘法大師修行像、右側には不動明王の石像が建っている。
【写真右】は道路から奥の寺へと続く参道と寳亀院の標石が建つ。参道には菓子などの折り箱を専門に作る店などもある。通りは広い割に交通量も少なく、のんびり散策には良い。








西













【写真上】は3番の寳持院だが建物は時代を経ており、かなり以前から無住となっているせいか、全体に朽ちかけている。古いお堂と真新しい小学生のポスターとが対照的である。本堂左側は納経所であったと思われる。奥側には庫裏も見られる。ここから西に300mも行くと寄居浜に出て日本海が開ける。ご朱印は1番の不動院で管理。
【写真右】は、本堂右側と庫裏がつながっている。2番の宝亀院から北西にある市立美術館を抜け、くねった路地に入ってそのまま進むと見えてくる。2番から約700mほどである。




















【写真上】は4番・真城院と寺名の標石。ちょうど境内のレンギョウが黄色く色づいている。周辺にはホテルや旅館など旅の宿が多い。2番の宝亀院からは約300mと近く、通りからは参道があり奥まった所に建つ。その通りの入口に弘法大師21ヶ所四番・真城院の標石が建つ。寺は越後88ヶ所35番の札所でもある。
【写真右】は、参道に建つ奉納された六地蔵尊で、檀家の人により笠やよだれ掛けが付けられている。地蔵は参道の左右に3体づつ立っている。この辺も、多くの寺院が立ち並び、南に行けば西堀通りと交差する柾谷小路や地下街も近い。








西











真城院参道の笠地蔵

【写真上】は5番・法光院と寺名の扁額。境内はサクラ、ツバキなどの花木や、剪定された松などもある。門前には小振りながら沼垂市場があり、気軽な買い物が出来る。周辺には多くの寺院が立ち並び、和菓子屋、製麺所、鍛冶屋など老舗等もあり、ぶらぶらと歩くのも面白い。
【写真右】は法光院の庫裏とその東側に横たわる古びた線路。かつては信越貨物支線が通り活気に満ちていたというが、現在は陸送に変わり、錆びた線路と雑草が新潟港に向かってのびる。法光院は越後88ヶ所37番の札所を兼務する。



















【写真上】は6番・悉地院と、札所六番のご詠歌の扁額。また扁額には弘法大師修行像も描かれている。境内は松の木が多く良く手入れされている。寺は越後88ヶ所36番を兼務。
【写真右】は、悉地院の山門で左手に札所の標石が建つ。さらに前の通り沿いには、子安大師がある。山門前を右に行くと、隣りは6番の法光院となる。両方とも朱印は事前連絡が良い。また、山門前を左に行くと少し寂れた沼垂市場や商店が路地とともに並んでいる。更にその南側には県道3号が走りバス路線となっている。




















【写真上】は7番・得生院と「海巌山」の扁額。まずは境内に咲く満開のサクラに目を奪われる。寺は県道3号で新栗ノ木川を渡った山木戸地区の消防署の隣りだが、入口は消防署を回り込んだ南側から入る。寺の前には中学校があり、生徒たちの歌声も聞こえる事もある。寺の右手には新潟西港へ続く貨物引込線があり、コンテナを積んだ貨車が通る。
【写真右】は本堂左手に建つ観音堂で、屋根の裏側と縦横の柱の朱色と壁の白とが対照的である。その扁額には「密厳境」とある。寺の北側には製紙会社や貯木場もある。