◆那須地方に点在する 那須三十三観音霊場と御朱印や御姿などを紹介しています。<p1/5> 札所1番〜7番


















本尊・聖観世音
 【写真上】は一番、明王寺と "高巌山"の扁額。本尊は不動明王。開創は室町時代と云われる。東側には那珂川が流れ複数の河川公園も整備されている。
【写真右】は、本堂右手に建つ観音堂で那須札所の標札も立つ。寺は八溝七福神の恵比寿尊を奉安する。那須札所は主に那珂川沿いの国道294号に南北に渡り点在している。
















本尊・厄除十一面観世音
 【写真上】は、不動院と "明王山"の扁額。寺前に地蔵菩薩が奉安されている。境内のカヤの大木は大田原市の天然記念物に指定。
【写真右】は、境内に建つ観音堂と "能救世間苦"の扁額。ここから北に5分ほど進むと3番の光厳寺へ行く。また周囲には多くのゴルフ場が点在する。








宿







本尊・聖観世音
 【写真上】は、光厳寺本堂と "光厳精舎"の扁額。右側には庫裡や鐘楼堂が建つ。
【写真右】は、本堂前の一段下に建つ観音堂で、ほぼ正方形をしている。中に本尊・聖観世音菩薩坐像を安置する。堂両側には丸窓が付き落ち着いた雰囲気を醸し出す。山門からの参道両脇には大きな杉の木が立ち並ぶ。















本尊・千手観世音
 【写真上】は、札所4番・養福院と寺名の標石。本尊は薬師如来で、目の佛さまとして親しまれている。本堂左手に庫裡と宝篋印塔が立つ。
【写真右】は養福院の入口門柱で上に宝珠が乗っている。中に入ると右側に芝山仁王尊の石碑が立つが縁起は不明。前の通りは県道76号で南に進むと伊王野に出る。

















本尊・聖観世音
 【写真上】は、正福寺と "補陀洛山"の扁額。縁起によれば創建は813年、法相宗の僧によると云われ、鰐口・五大力菩薩像など那須町指定の文化財も多い。
【写真右】は山門で、境内のサルスベリは町の名木の一つに数えられている。南側には道の駅・伊王野があり、大水車が特徴である。


















本尊・聖観世音
 【写真上】は、会三寺と寺名の扁額。正面向拝には宗紋入りの幕が張られる。開創は1570年代と云われ、前庭左右にはかつての山号寺号の標石が立つ。
【写真右】は境内に建つ地蔵堂で、縁起によると麻疹感染退散を願い、奉納されたと云う百体を超える木像の地蔵尊が安置されている。
















本尊・聖観世音
 【写真上】は、最勝院と "米澤山"の扁額。縁起によれば、寺は地域の芦野家の旧菩提寺とされる。山門前には金剛力士像が立ち、山門を過ぎた左手には十六羅漢像が並ぶ。
【写真右】は本堂左手に建つ観音堂で聖観音坐像を安置する。境内は高台にあり南側の眺望が良い。