◆那須地方に点在する 那須三十三観音霊場と御朱印や御姿などを紹介しています。<p2/5> 札所8番〜14番
















本尊・千手観世音
 【写真上】は、三光寺と "聖天"の扁額。縁起によると、寺は浅草・妻沼・那須の日本三所聖天の一つと云う。また男女出会いの場としてべべ聖天としても親しまれている。
【写真右】は旧奥州街道から少し入った道から16段ほど上がった境内は手入れが良い前庭がある。旧道沿いには宿場の名残が見られる。
















本尊・聖観世音
 【写真上】は、揚源寺と "東盧山"の扁額。旧奥州街道の宿場通りより参道が続く。その途中には武家屋敷や歴史探訪館などの見所も多い。
【写真右】は、参道に立つ門柱で地蔵尊と揚源寺の銘がある。右手には地蔵尊が立つが、大きな顔が特徴。また寺の右手奥の上り道は芦野城址に繋がる。
















本尊・聖観世音
 【写真上】は、与楽寺と "抜苦山"の扁額。創建は延暦期と云われ境内の桜の木は町指定の樹木となっている。
【写真右】は、観音堂で那須観音霊場の幡が立つ。石段板には「蟄戸上綾」の前掛けを懸けた地蔵尊が立つ。前掛けは毎年4月吉日に変わる。寺は八溝山麓十宝霊場や関東薬師66番も兼務する。
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本尊・聖観世音
 【写真上】は、長久寺と "瓔珞山"の扁額。寺は寛永年間の創建と云われる。 前には小枝を伸ばしてきた大銀杏、右手に六角地蔵尊が立つ。
【写真右】は、境内に立つ聖観世音菩薩で両手を組んだお姿をしている。寺の前は国道4号が通っており南下すれば12番の長楽寺や東北道・那須高原ICも近くアクセスも良い。

















本尊・准胝観世音
 【写真上】は、長楽寺と寺名の扁額。縁起によれば創建は寛永年間と云われ、那須札所は那須郡十市町村の寺院の中から集まり決起したと云う。寺は別名:ねこ寺としても有名である。
【写真右】は観音堂で、准胝観音を奉る。また堂前には招き猫の木彫りが置かれ、向拝には桔梗紋の幕が張られる。




















本尊・聖観世音
 【写真上】は、薬王寺と寺名の扁額。縁起によれば、平安時代初期に法相宗の徳一上人によって開創され、藩主・大田原氏の庇護のもと堂宇が整えられたと云う。
【写真右】は山門と古い石灯篭が立つ。山門は六脚門で、1632年の火災以降に建立されたと云われ約390年を経ている。また毎年10月には峯薬師祭りが開かれると云う。

















本尊・聖観世音
 【写真上】は、慶乗院と "湯王山"の扁額で本尊は不動。境内には九重塔や大師像、献灯篭が立ち、大きなカイドウの木が花を咲かせる。
【写真右】は本堂右手に建つ観音堂で、聖観音を安置す。周囲は田んぼが広がっており、国道4号沿いからも近く西那須野ICから10分くらいとアクセスも良い。また次の15番迄は5,6分である。