−奥多摩新四国八十八ヶ所遍路−
札所1〜5番までを紹介
1番・小山家の近くには、昔の「まいまいず井戸」が残されている。
札所1番 小山家 <釈迦如来>
◆羽村市 五ノ神4の小山家は、羽村駅東口からほど近い。
大師堂はその隣りの敷地に置かれ、いつも綺麗にされている。
石仏は線路側を向いており、ちょうど五日市線の安全を
見守っているようでもある。
年末には、鏡餅がお供えされていたり、線香やりん(小さな鉦)もあり
お参りも気軽にできる。
札所2番 元 開山所内 <阿弥陀如来>
上の札所2番は天明寺に移管された。
◆札所2番の本尊(阿弥陀像と大師像)は、石仏ではなく
木像で開山所建屋内に安置されている。
大師像手前の白黒写真は、開創者:武田弥兵衛氏
札所3番 宝珠山 地蔵院 <釈迦如来>
◆青梅市畑中2の地蔵院は、「多摩七福神の布袋尊」の札所でもある。
また、北側には多摩川に出る小道があり、河原で一息できよう。
札所4番 加藤家 <大日如来>
◆青梅市友田1の加藤家にある4番は、庭内の高台に安置されている。
東側には多摩川が流れており、
多くの札所が青梅街道や奥多摩街道沿いに点在している。
左下の寺印「黒巌遍照 写」は、
四国4番・黒巌山 遍照院からきている。
札所5番 宮寺山 西勝院 <地蔵菩薩>
◆入間市宮寺の西勝院は、「狭山33観音29番」を兼務する。
周辺には、56番・清泰寺、62番・長久寺、66番・金仙寺などの
札所が点在する。