−奥多摩新四国八十八ヶ所遍路−

札所6〜10番までを紹介




9番・長光寺は、曹洞宗の寺院で見かける長〜い本堂がある。
四季折々の風情が、この寺へ再び足を誘う






          

札所6番 島田家 <薬師如来>

◆島田家は、4番の加藤家前の道路を奥まで進み、
行き当たり母屋の手前に大師堂がある。
今は「乃木庵」の屋号は使っていない。








              

札所7番 福聚山 宝光寺 <阿弥陀如来>

◆宝光寺は飯能市上畑にあり通常無住、
朱印は近くの浅見宅で管理されていたが、
2015年より寺の管理を行なう観音寺に移管された。
石仏は、宝光寺本堂左手の地蔵堂内に安置してある。
仏事は64番、山手町の観音寺が行なう由。
また、宝光寺を北西に進むと9番の長光寺へと続く。







         

札所8番 友田山 花蔵院 <千手観音>

◆青梅市友田4の花蔵院は、番外の「十夜橋霊場」の朱印も管理。
本堂左奥の高台に大師堂がある。
また、「多摩新四国88ヶ所52番」を兼務する。
花蔵院の北側には国道411号が通っていて、拡幅工事にかかり、
寺の一部やこの大師堂の移転の話しが出ているとか。
その国道を東に進み、友田1丁目を川沿いに入ると
4番や6番の札所へと続く。







           

札所9番 鳳林山 長光寺 <釈迦如来>

◆飯能市下直竹にある9番の石仏は、
2間四方の慰霊堂に多種の仏像や位牌と共に安置され、
右の釈迦如来像は寝ている。(四国9番は涅槃像)
7番の宝光寺前の道を進むと中学校が見え、その隣りに古い山門が見える。







          

札所10番 寂光山 浄心寺 <阿弥陀如来>

◆飯能市矢颪の浄心寺は、
曹洞宗の寺院で「武蔵野33観音23番」や
「高麗坂東33観音9番」を兼務する。
また「武蔵野七福神の毘沙門天」の札所でもある。
大師像が右側にある。(通常は左側)
上の朱印で「幡」写、の印は、
四国10番・切幡寺から由来するものだが、
開創当時、札所10番はまだ浄心寺ではなく、
1966年に当寺に奉安された。

また、2016年5月に境内のあちこちに奉安されていた石仏や石碑などを、
本堂の前側にまとめ、屋根付きお堂に安置された。







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