−奥多摩新四国八十八ヶ所遍路−

札所36〜40番までを紹介


道向かいの庭内に11番の大師堂がある岩蔵温泉・儘田屋

11番の大師堂がある青梅市 岩蔵温泉・儘多屋。
お堂は、旅館の道向かいに一段下がった土地に庭と池があり、
その北側のほとりに建っている。
昭和初期、当時のご主人が開創者・武田弥兵衛氏の大師信仰に賛同し、
ここに11番を奉安した事に始まる。
このように、奥多摩札所には在家の方で
武田氏に賛同して石仏を安置したお宅などが十数ヶ所に及ぶ。






36番・不動明王            36番の大師堂は多聞院にある

札所36番 宝塔山 多聞院 <不動明王>

◆36番は、長らく瑞穂町長岡にある開山所内に安置されていたが
2013年9月5日、所沢市 中富の多聞院に移管され、開眼法要が行なわれた。
多聞院は、宝塔山 吉祥寺 多聞院といい、真言宗の寺院である。
広い境内には、
ボタン、アジサイ、クマガイ草など多くの花々があり散策が楽しめる。
なお、36番・多聞院は、奥多摩札所の中で一番東側に位置する。
また大師堂に奉納されたのぼり旗は住職の揮毫による。





37番の大師堂は慈勝寺にある。            37番・五尊

札所37番 福壽山 慈勝寺 <五佛尊>

◆あきる野市草花にある37番の大師堂は、慈勝寺本堂左手にある。
境内には、あきる野市指定のモッコクの大木があったが、
2014年2月の大雪の際倒木した。
その後、根元からは新しい新木が多数出て来ている。
また、本堂裏にはイヌグスの大木もそびえ立つ。

朱印の五佛とは、四国37番の岩本寺が
不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩の
五佛を安置している事から由来する。





38番・千手観音           38番・安楽寺の大師堂

札所38番 成木山 安楽寺 <千手観音>

◆青梅市成木1丁目の高台にあり、
のどかな田園風景に囲まれ、のんびり散策に向いている。
また、安楽寺は、「多摩新四国88ヶ所45番」の札所でもある。
さらに北側の山を越すと9番・長光寺があり、
下の県道を東に行くと5番・宝光寺に続く







39番・長福寺の大師堂           39番・薬師如来

札所39番 金慶山 長福寺 <薬師如来>

◆長福寺(奥多摩町丹三郎)は通常無住で、
吉野街道から南側の高台に上がった見晴らしの良い位置にある。
御岳山や大塚山からの細い下山道がそばにあり、
ハイカーはこの寺の境内や隣りの休憩所で一息つく。
石仏は、地域の信仰家により時々衣装が変えられている。
朱印は、近くの丹三郎屋敷の原島宅が管理。






32番・薬師如来           40番の大師堂は北島家の邸内にある。

札所40番 北島家 <薬師如来>

◆御岳山への、ゆるやかな参道の途中にこの大師堂がある。
朱印は堂内にあり、自分で押す。

また、朱印で、寺印左下に「写」とあるものは、
四国の寺院の写しという意味である。
この場合、四国40番の「観自在寺」の写しという事になる。
特に在家での寺印に多く見られる。







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