−奥多摩新四国八十八ヶ所遍路−

札所61〜65番までを紹介


狭山茶畑が広がる入間市 新久地区の一部

62番・長久寺から国道16号を渡り、41番・龍円寺に向かう途中には、見渡す限り広大な狭山茶畑が広がる。






61番・大日如来         前側が12番で、後ろ側が61番の石仏

札所61番 篭岩 (日原鍾乳洞近辺) <大日如来>

◆日原鍾乳洞の近くにある籠岩の上に安置されている
12番(前側)と61番(後ろ側)の石仏。
元々は61番があったが、崩落防止工事の際、12番がここに移動された。
どうも、車の座席に座っている感じを受けるのが妙…。
石仏は高い所にあるので、そこに登るには足場が悪く注意が必要。






62番・長久寺の石仏        62番・十一面観音

札所62番 浄悦山 長久寺 <十一面観音>

◆入間市宮寺の長久寺は、2010年4月18日に62番の安置台が新築された。
寺は通常無住で、
朱印依頼は寺南側の檀家・岩田宅に変更されたが、朱印は庫裏で保管されている。
朱印扱いの檀家さんは変更される事あり。
当時の朱印は亡失し、平成になって新しく作り直されている。






63番・毘沙門天          63番・岩井堂観音の隣りに建つ大師堂 2013.5.5 巡拝

札所63番 岩井堂観音 <毘沙門天>

◆県道195号沿い、飯能市岩渕に「岩井堂観音」の案内板がある。
それに従い階段を下り、下に成木川を見ながら、
今度は崖を回り込むように登っていくと観音堂があり、
その脇に大師堂がある。本尊右側は、珍しい毘沙門天。
お堂は、昭和38年10月、
開創者:弥兵衛氏の縁者により寄進・建立されている。

ここは、この奥多摩札所の中で、大師堂にたどり着くのに
難所である札所の一つである。






64番・観音寺(飯能市)の石仏         64番・阿弥陀如来

札所64番 般若山 観音寺 <阿弥陀如来>

◆飯能市山手町5の観音寺は、
「武蔵野33観音24番」や「高麗坂東33観音10番」、
「武蔵野七福神の寿老人」の札所を兼ねる。
また、奥多摩16番・金蔵寺や、7番・宝光寺の朱印も管理。
近くには、天覧山や能仁寺、名栗川もあり散策に良い。






65番・十一面観音          65番・金乗院の石仏

札所65番 吾庵山 金乗院 <十一面観音>

◆金乗院は、「山口観音」の方が名が通っている。
多摩湖・狭山湖周辺の散策路や自転車周遊道路も整備されている。
また、冬の時期に湖の堤防から見る夕日が美しく印象的である。
寺印は、「慈尊院印」となっている。
四国65番は、慈尊院だが、
祈祷を行なう護摩壇が三角という所から三角寺と呼ばれている。






札所56〜60番へ   札所66〜70番へ