−奥多摩新四国八十八ヶ所遍路−
札所86番〜番外霊場を紹介
47番・宝玉院の周辺には広い自然が残っていて、
近くには小手指ヶ原古戦場もある。
また、南側の丘陵地帯には狭山湖や66番の金仙寺などもある。
札所86番 葦桁山 永昌院 <十一面観音>
◆福生市福生にある永昌院は、真言宗醍醐寺派の寺院で
「方災厄除不動尊」として地域に根差している。
朱印は、平日よりも休日あたりが…。
札所88番 <薬師如来> ・ 87番 <聖観音>
上の写真は、長岡開山所当時のもの。
◆87番と88番の石仏は、
2024.10.22を以って、太子山 天明寺に移管された。
天明寺は、前橋市池端町503
− 奥多摩新四国 番外霊場 −
王応山 福生院 <鯖大師>
◆福生市熊川の福生院は臨済宗の寺院で、番外霊場・鯖大師を安置する。
鯖大師は、祈願をする際、
鯖を食するのを3年断つと願いが叶うという、
大師ゆかりの四国番外霊場4番にならって作られた霊場。
右手に鯖を持っている。
十夜橋(トヤガハシ)霊場 <弥勒菩薩>
◆四国番外霊場8番の十夜橋霊場にならい、
青梅市長淵1の脇道に掛かる旧鳶巣橋の端に大師堂が置かれている。
堂内に大師像と弥勒菩薩像が安置され、花がたむけられている。
周囲の木々が茂り目立たない。
朱印は8番の花蔵院が管理。
奥多摩新四国 修行大師
2024.10.22以降、上の写真で修行大師像のみ、天明寺に移管された。
◆右の朱印は「一本杉霊場」のもので、
その縁起は、四国で「弘法大師手植えの杉」になぞらえ、
奥多摩札所開創の折り、
四国 善通寺の蓮生(はすお) 大僧正が来訪した際作られた。
また、数日かけて武田弥兵衛氏たちと奥多摩全札所を遍路したという。
左の朱印は「奥多摩修行大師」のもの。
◆修行像は開山所に建っている。高さ約3mの台の上に、
等身大の奥多摩修行大師像を祀る。
修行像の周りには四国各札所のお砂が置いてあり、
その「お砂踏み」をしてから、
この奥多摩新四国88ヶ所巡りに出発したという。
◆81番の大師堂がある鳩ノ巣周辺には、
めったに人前には現れないが、サルが出没する。
また、複数のサルの群れがあるという。
この時はわずか10mぐらいまで近づいたところを運良く撮影。