◆神奈川、東京地方に点在する 武相二十八不動霊場と御朱印を紹介しています。<p4/5> 札所18番〜22番
【写真上】は18番・弘明寺と「感応」の扁額。寺は京浜急行弘明寺駅東側から坂を下ると直ぐである。坂東33観音14番として有名で本堂左手には弘法大師堂、左奥には聖天堂がある。
【写真右】は山門から先の本堂への石段と左手に手水所がある。写真左は境内にある七つ石で、縁起に寄ると善無畏・三蔵法師が日本に渡来し、ここに霊域を感じ七つの盤石を埋め、修行場とした事より寺の歴史が始まった由。また門前の商店街も賑やかで立ち寄るのも良いかも…。
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【写真上】は19番・正泉寺と「南海山」の扁額。本尊は薬師だが、不動・弘法大師・興教大師・両部界曼荼羅なども奉安されていると云う。また鶴見七福神の恵比寿神も祀られている。縁起によると寛永年間の開創とされ、海中から出現した薬師如来座像を祀った事に始まるが、建物は何度かの災害を経てS43年の本堂が今に伝わる由。
【写真左】は寺への入口で、両側に御開帳ののぼり幡が本堂前まで奉献されている。東側に進むと鶴見川下降の河岸散策路に出る。
【写真上】は20番・東福寺と寺名の扁額。御開帳時期は本堂内陣で参拝や納経、お菓子等の接待あり特に暑い時期にはホッとする。本堂には白い幕が張られて「丸に子」の字の紋が入る。「子」は山号の子生山からきたのかは不明。
【写真右】は下の駐車場から続く石段で、御開帳ののぼり幡が立つ。写真左は山門で、左右に金剛力士像を安置。寺を出て道を下ると東海道線や京急本線があり潜ると第一京浜に出る。寺は玉川88ヶ所や東海観音、旧小机領観音等の札所を兼務する。
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【写真上】は21番・宝蔵院と「愛宕山」の扁額。通称:寺尾不動尊と称し、奉献された幡が境内や石段などに数十本も立ち並ぶ。しかし本堂前ののぼり幡は不動ではなく「南無大師遍照金剛」で5列4〜50本が整然と立つ。朱印は本堂左手の庫裏で。
【写真左】は、駐車場右手から山門への石段。写真右は駐車場前の石段と寺の沿革碑。寺は玉川88ヶ所や東国88ヶ所の札所を兼務する。周囲の地形は高低があり、大小の公園が幾つも点在する。
【写真上】は22番・法幢院遍照殿と「遍照殿」の扁額。山門を潜った右手に建つが遍照殿と云う事で不動の他、弘法大師が祀られているのか?
【写真右】は、本堂で二階がガラス張りで内陣は明るい。寺は玉川88ヶ所の結願所となっており、東海観音17番も兼務する。写真左は山門で、向拝の所に武相不動尊の酉年御開帳の看板を掲げる。御開帳の幡は数本と少ないようだ。本堂では時折り宝寄席が開かれている。また鐘楼堂の梵鐘は1600年代後半に造られ大田区内最古と云われている。
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